イデオロギー
3月21日
ぼんやりと考えたことを一つ。
世界各国が基本二つの陣営に分かれていた時代がある。いわゆる自由主義陣営と共産主義陣営だ。この二つはイデオロギーの違いとして説明されることが多い。
ソビエト連邦の崩壊によって、このイデオロギー対立の時代が終わり、世界は新しいターンに入った、と言われている。
しかし、世の中には、いまだに共産主義のイデオロギーを振りかざす人もいるし、共産主義体制の国もいくつもある。ただ、その共産主義も、かつてのそれとは違い、共産党が一党独裁をしている、というだけの意味になっている気がする。経済体制においては資本主義的な政策をとっているところがほとんどではないだろうか。
また、世界の国々による合従連衡にも、もはやイデオロギーは何の意味も持ってはいない。
では、あれだけ猛威を振るった「イデオロギー」とは、なんだったのだろう。
それは、支配者が人々をコントロールするための「道具」に過ぎなかった、ということらしい。
ここらへんのことを、勉強してみたくなった。