のフの独り言

一般人が日常感じた事、思った事を書き連ねるブログです

文部科学省

4月9日

昨日の続き

 

文部科学省のやっていることは、私が思うに日本を弱体化させるようなことばかりで、意味がわからない。

 

例えば英語の早期教育

もちろん、昨日の話のように、海外に大きく展開する企業には英語のできる人材が必要だから、そういう人材を育てるのだ、そうすれば国際競争の舞台に立つことができる、それが日本を強くするのだ、という一見理屈は通っているように思える。

 

だが、これも昨日の話、英語が出来ても、母語である日本語での思考能力に問題があれば意味はない。英語という言語は操れても、話す内容がアホなやつとビジネスしたいと思うビジネスマンは少数だろう。ビジネスの現場では話す内容が問われる。言語はその内容を伝える「道具」であり、通訳でもその用はまかなえる(コストはかかるが)。

 

だいたい、自動翻訳などが進み、ホントに語学が要るの?という疑問すら持ちはじめたよ、私は。これこそ人工知能がやるべきことでしょ。

 

だとすれば、早期教育で必要なのは語学ではなく、教養だ。知識を詰め込むのではなく、日本人として世界に出たときに通用する教養だ。そして確固たる理念だ。

 

世界において尊敬される人には、それがある、と見ている。それがあれば、どこに行っても堂々としていられる。

 

しかし、早期教育で語学だけを詰め込み、教養を疎かにしたらどうなる?世界に出たときに受ける評価は「喋れて体を動かすことができるだけの人間」、つまり単純労働者だ。

 

文部科学省は日本人を世界のための単純労働者にしようとしている。

 

かつて世界に誇った武士道も教えず、自らの国の偉人も教えず、自らの国の伝統についての説明すら出来ないような人間を大量生産しようとしている。これを亡国の所業と言わずして何と言う?

 

ここを改革しない限り、日本に明日はない。

第一次安倍内閣の時には教育改革もスローガンになっていたように思うのだが、今では全く聞かない。勝手な想像だが、ここに触れることによって、政治家としての息の根を止められてしまうくらいの報復があるのだろう。

 

私は、文部科学省こそ、日本を破壊しようとするものの本丸、もしくは本丸に隣接するところだと思っている。ここと、マスコミおよび総務省、その外局としての財務省、へっぴり腰を見せ批判を自らに集中させて本丸を隠す役割の外務省、皇室を人質にとるための宮内庁、それにより利益を受ける特亜三国、日本が特亜三国に間接コントロールされることで安心を得られるアメリカ、それらから利権を掴まされている(弱みを握られている)政治屋。これらが難攻不落の城を築いている。

 

理想、あるべき姿を叫んだところで戦いには勝てない。

徹底したリアリストにならねばならないと思うが、どうだろう。